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すべての下準備が終わり、いよいよ手術を受ける時がやってきました。まず、ひとつ目の角膜の表皮を薄く切る機械の部屋に案内されました。看護士さん2名と、お医者様らしき男性が2名いて、わたしの名前を口頭で確認し、ベッドの上に寝そべるように促されました。
横になった後に、目以外の部分を覆う布をかけられました。そして、まずは右目から、自分で目閉じられないようにする為に、金属製の器具でまぶたを開いたまま固定されました。そのときは、おもいきりまぶたを引っ張られたのでちょっと痛かったのですが、我慢できないほどの痛みではありませんでした。
お医者様が「目が乾かないように目薬をさします。」といって、目薬をさしてくれました、しみることもなく普通の目薬だなと感じました。
まばたきができないのは初めての経験で、怖いようなとても奇妙なかんじでした。目薬で視界がにじむ中、機械が目の上に移動させられ、黒い陰に覆われます。そのなかの一点の小さな光を見つめるように言われ一生懸命見つめました。そして、なにか金属の輪のようなものを黒目の周辺に強く押し当てられました。そのときは、鈍い痛みがありました。
お医者様から「これからレーザーでフラップを作ります。すぐ終わるのでしっかり前をみていてね。」といわれたあと、まぶしい光が当てられ、熱いような感覚がありました。時間はすごく長く感じましが、実際には30~40秒位だったようです。
わたしが、痛みを感じたのは輪を押し付けられている時が一番だったように思いますが、レーザーで切られる瞬間もちょっと痛かったです。そのあと、左目も同様に器具で目を開かれ、同じように表面を切られました。そのあとその機材を降りて、別の機材(レーザーを照射する機材)のある部屋に移動となりました。移動中、看護士さんが優しく手を引いてくれましたが、膜を切られたあとなので、両目とも視界がぼんやりとして磨りガラスを通して見ているかのようでした。
その時は、「このままずっと見えなかったらどうしよう?」と一瞬不安になりましたが、今までそんな前例はないと説明会のとき言っていたし、お医者様も看護師さんも落ち着いて作業を進めていたので、普通のことだろうなと自分に言い聞かせました。
また、痛みは感じないという事を知人らから聞いていたのに、痛みがあったので、予想外の事で強いショックを受けていました(はじめから知っていれば驚くほどの痛みではなかったと思います)。そして、その機材のある部屋につき、看護士さんにうながされるままに、またベッドに横になりました。
再び、右目のまぶたを開く器具で固定され、目薬をさされました。視界が相変わらずぼんやりしていましたが、お医者様の手や、切った膜をピンセットでぺろりとめくる様子がうっすら見えました。そして、視界になにか黒いような物がぼんやりと見えてお医者様が「レーザーを照射します」といったあと、急にまぶしくなって視界が真っ白になりました。ほんの一瞬のことだったと思います。ちょっと、痛かったような熱かったような感じがしたような気がしましたが、痛みはありませんでした。左目も同じようにレーザーを照射され、手術は終了しました。
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